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うなぎは絶滅危惧種で食べられなくなる!養殖でも美味しいの?

うなぎは絶滅危惧種で食べられなくなる!養殖でも美味しいの?

2017-05-09

近年夏のスタミナ食として、国民食とも呼ばれている「うなぎ」が絶滅危惧種で食べれなくなるという噂を聞いたことありませんか?

今回はうなぎが絶滅危惧種になっていることや、うなぎの養殖についてお話ししたいと思います。

 

うなぎが食べられなくなる?うなぎの養殖について解説します

絶滅危惧種になった原因は?

うなぎが絶滅危惧種だと言われるほど漁獲量が激減したことには以下のような理由があげられます。

 

1,乱獲

乱獲=つまりウナギの獲りすぎです。

特に日本人は世界のうなぎの7割を食べています。

現在、中国と台湾ですら輸入量が激減しており、東アジアでもうなぎが捕れなくなっているということです。

 

2,海洋環境の変化

ニホンウナギは、約半年くらいの長い長い道のりをかけて、遠い日本沿岸へと辿り着きます。

ところが近年、海流の変化で日本に辿り着けずに死んでしまううなぎの稚魚が増えているのです。

 

3,河川環境の悪化

日本各地の河川に河口堰が作られ、稚魚が川を遡れなくなってきていることがわかってきました。

やっと辿り着いても、親までに育つことができず、うなぎの産卵数が減っているというのです。

 

じゃあどうするの!?ウナギを人工的に増やす「養殖」

そこで人間の手を加えウナギを養殖化することが始まりました。

〜養殖するメリット〜

  • 大量生産できる
  • 回収率が高い
  • 天然資源の捕獲に貢献できる

このように養殖には様々なメリットがあります。

 

気になる養殖ウナギの「味」

天然と人工はやはり違うと思われがちですが、栄養面では天然と大差はなく、脂の乗った安定した美味しさです。

地域によって育成方法に違いがあり現在では養殖ウナギのブランド化が進んでいるため、

中には天然ウナギよりも高値が付けられた養殖ウナギも存在するとのことです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

うなぎは決して食べられなくなったわけではありませんが、天然のうなぎは貴重なので大切にしたいですね。

また、養殖のうなぎも十分美味しいので、食べたことが無い方はこの機会に食べてみるのも良いかもしれませんね。

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