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知らないとやばい!うなぎのコレステロールを把握しておこう

知らないとやばい!うなぎのコレステロールを把握しておこう

2017-05-21

高級魚、うなぎ。

その美味しさ、香ばしさ、栄養価から、高級魚であっても人気の高い食材です。

では、あの美味しさはどこからくるのか。

それは、うなぎに含まれる脂質が大きく関係してきます。

高い栄養価を携えていますが、脂質が思わぬ落とし穴になってしまうかもしれません。

今回は皆様にうなぎの脂質、いわゆるコレステロールについて把握して頂きます。

 

美味しく食べる第一歩、うなぎを詳しく理解しよう

うなぎはコレステロールが多く含まれている?

うなぎのコレステロール

結論から申し上げましょう。

「コレステロールが多く含まれているか?」の問いに答えるのであれば「Yes」。

しかし、「コレステロール値を上げるのか?」の問いであれば「No」になります。

つまり、コレステロールが多く含まれているからといって、コレステロール値が上がるのかというと、決してそういうことでもありません。

 

コレステロールとは?

まずはコレステロールについて整理します。

コレステロールは脂質の一種で細胞膜の形成に役立ったり、ビタミンDの原料となったりするなど、体を作る栄養素ですが、昨今はその過剰摂取が問題となっています。

脂質は食生活で摂取しないことは不可能であり、どうしても摂り過ぎてしまうのです。

 

コレステロールの過剰摂取が引き起こすもの

コレステロールの過剰摂取

コレステロールを過剰摂取してしまうと、血液には悪玉コレステロールが増えていきます。

その増加は肥満を引き起こし、動脈硬化や心筋梗塞の原因となってしまう可能性があります。

「生活習慣病」としてまとめて表記されますが、食生活が崩れやすい現代人にとって、悪玉コレステロールは大敵となる存在なのです。

 

うなぎのコレステロール値

まずはうなぎとコレステロールの関係について、単純な数値から。

うなぎ100gに対し、含まれるコレステロールは430g。

チーズ、生クリーム等の乳製品や、バター、マーガリン等の油脂製品の100gあたりのコレステロール含有量が200g程度であることを考えると、少々多いように感じるかもしれません。

しかし中身を観察すると、その印象はがらりと変化します。

 

実は体に良い栄養素ばかり?

うなぎは体に良い

うなぎに含まれる脂質は、DHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)というものであり、そこには「不飽和脂肪酸」と呼ばれるものが多く含まれています。

「不飽和脂肪酸」は、食べたコレステロールを血液中に吸収される前にキャッチし、体外に出す働きをします。

以上のように、うなぎのコレステロール値は一見高いように思えますが、そのほとんどは体に良い脂質なのです。

その他にも、ビタミンA、Bやカルシウム、ムチンなど、体に良い栄養素が多く含まれています。

コレステロールの摂取しすぎ、つまりうなぎは食べすぎるとよくありませんが、適切な量をおいしく頂く分には問題ないということですね。

 

まとめ

ご紹介したように、うなぎは高い栄養価を持つスタミナ食であり、体に良いとされる脂質がたくさん含まれた食べ物です。

夏バテ対策や縁起物として食べるという方も多いと思います。

食卓にうなぎを並べる時には、栄養バランスに気を付けながら、おいしく頂きましょう。

参考として是非、こちらの記事もお読みください!

「栄養価抜群!うなぎを食べると美容・疲労回復効果があるって本当?」

 

 

 

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